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ニューロモジュレーション技術を開発するニューロシューティカルズiVNS社が資金調達に成功



迷走神経刺激カテーテルシステム

株式会社ニューロシューティカルズiVNS(本社:東京都文京区、代表取締役:三池 信也、略称:iVNS)が株式会社RMDパートナーズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:時田 太郎)で、医療機器開発を推進するファンド「Medical Development Support 1号投資事業有限責任組合、略称:MDS」から1億5,000万円の資金調達をいたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339021/LL_img_339021_1.png
迷走神経刺激カテーテルシステム

【出資の背景】
iVNS社は、2022年6月に九州大学発ベンチャーである株式会社ニューロシューティカルズより新設分割により設立された医療機器ベンチャー企業であり、現在、国立循環器病研究センターとともに、迷走神経刺激カテーテルの開発や基礎検証を進めています。MDSは、日本における医療機器開発を推進することを目的に、(1)大学、研究機関及び臨床現場の技術や特許の具現化支援、(2)製品開発や薬事認可取得の協働・支援を通して、成長期待のある製品の実用化を実現するために設立したファンドです。MDSはiVNS社が進める医療機器開発を強く前進させるために出資する運びとなりました。


【迷走神経刺激カテーテルシステムについて】
心不全は一度発症すると一部の進行ガンと同程度に予後不良な疾患です。日本を含む先進諸国では、心不全患者が急増する「心不全パンデミック」の到来が大きな社会・健康問題となっており、心不全急性増悪期における適切な対応が遠隔期の再入院や生命予後の改善をもたらすことが知られています。また、迷走神経は脳から直接心房につながっており、心拍数を強力に調節することが知られています。病態超急性期において、心拍数を安全に落とすことができれば心臓への負担が軽減されるケースがあることから、迷走神経刺激カテーテルシステムは神経刺激による脈調節を機序として、心拍数低下、心臓保護などを目的としています。
iVNS社はこう言ったニューロモジュレーション技術を臨床応用するため、超急性期に迷走神経を安定かつ安全に刺激できるカテーテル(JOHAKU)を開発しました。現在、実用化を目指して臨床試験の準備を進めており、同プロジェクトは2018年にAMED理事長賞も受賞しています。


■会社概要
<株式会社ニューロシューティカルズiVNS>
本社所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷1丁目28番10号
ホームページ: http://www.ncivns.jp/

<株式会社RMDパートナーズ>
本社所在地 : 〒812-0007 神奈川県横浜市西区南幸2丁目15番20号
ホームページ: http://www.rmdp.co.jp/
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