在チェンナイ日本国総領事館の馬場総領事から最優秀賞を受け取る齋藤 彰希氏(岡山大学所属)
この学会は10年にわたり毎年開催されているもので、特別イベントとして、再生医療分野のクイズ大会「フジオカップ」と若手研究者たちのための「研究発表会」が行われました。
日印再生医療センターホームページより
http://www.ncrm.org/media/pr22oct16.htm
■フジオカップ
フジオカップでは、オンラインの一次審査にインド、パキスタン、ドイツ、ベトナム、ケニヤ、日本などから420名以上が参加、そのうち24組がチェンナイでの決勝大会に進み、最優秀賞のスリ・ラマチャンドラ大学チームに優勝杯フジオカップが渡されました。授賞式では、クイズ大会の設立に尽力した山梨県甲府市の故・高山 不二雄医師(元高山病院院長)に感謝のメッセージが送られました。
■研究発表会
研究発表会では、インド、日本、ベトナム、パキスタンの4か国から15名が参加し、岡山大学の生命医用工学専攻・生命医用工学講座・ナノバイオシステム分子設計学分野所属の齋藤 彰希さんが最優秀賞を獲得しました。
■勉強会も開催
特別イベントに続いて勉強会も行われ、藤田保健衛生大学の黒澤教授、芝浦工業大学の吉見教授、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 シンガポール事務所の中村所長が、日本における研究結果や海外協力システムについて講演しました。
■日印再生医療センターのアブラハム・サミュエル氏 コメント
「今後もこのようなイベントを通して、日本の研究結果を海外にプロモーションするとともに、各国の問題点を日本の大学と共同で解決していきたい。」
■表彰式に臨席した在チェンナイ日本国総領事館の馬場総領事 コメント
「日印再生医療センターが行っているように、国と国との間で科学研究においてさらに協力していくことが大事である。」