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『マツコの知らない世界』記憶喪失のプレゼンターの人生にネット騒然「肝心のお好み焼きの話が入ってこない」


6月27日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)に登場したプレゼンターの人生にネット上から驚きの声が集まっている。

この日、番組では「広島お好み焼きの世界」を放送。プレゼンターとして登場したのは、一般男性の井上龍也(47)だった。

実はこの男性、広島出身であるにも関わらず、40歳のときに静岡県沼津市で記憶喪失として発見された過去を持っているという。MCのマツコ・デラックス(50)が「なんで沼津だったのかも分からないんですか?」と聞くと、井上さんは「真っ暗な森の中だった」といい、その場所にいた理由は分からないようだった。

しばらくして森を抜けると「静岡県」という看板を発見。「静岡県」は分かったものの、そこで自分の名前が分からないことに気が付いたとのこと。さらに歩いていると警察に発見され、保護されて病院で過ごしたことを明かした。

その後、広島県で捜索願が出ていたため、母と婚約者が井上さんを見つけ、迎えに来てくれたのだそう。そのときも井上さんは「知らない女性が2人いる」と感じたのだとか。しかし、過去に使っていたスマホから、自分が広島お好み焼きの食べ歩きブログをしていたことを発見したという。

このエピソードにマツコは「すごい話よね……!」と感嘆。ブログによると記憶喪失になる直前まで食べていたとのこと。最初に食べたときに「これ好きな味だな」と感じたといい、そのブログを頼りにお好み焼き店を回るうち、再びお好み焼きのとりこになり、食べ歩きを始めたことを明かしていた。

そのため、この日紹介されたお好み焼きは、井上さんが記憶をなくしてから手に入れた情報を元にした、おすすめのお好み焼き。この話にマツコは「今日はただ食べるんじゃなくて、井上さんの記憶なんだって思いながら頂きます。辿ろう、一緒に!」と話していた。

この日、多くのお好み焼きを紹介した井上さん。最後には、「実は(記憶喪失になっても)マツコさんのこと覚えてたんですよ」といい、病院の中で「有名人を覚えているかクイズ」をやった際に、マツコを覚えていたとのこと。最後のサプライズにマツコも「えー、これ嬉しい話ね!」と驚いていた。

お好み焼きよりもインパクトのあったプレゼンターのエピソードの数々。ネット上からは、「お好み焼きよりも記憶喪失のインパクトが強すぎてそっちが気になってしょうがない」「プレゼンターが記憶喪失で発見されたという導入から始まって迫力」「40で記憶喪失になって静岡の山で発見されたって情報の方が気になりすぎて肝心のお好み焼きの話が入ってこない」という驚きの声が集まっていた。

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