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宮沢博行氏「欲に負けた」 女性問題受け謝罪 政治活動は「白紙」


 週刊誌で女性問題を報道された元自民党衆院議員(比例東海)の宮沢博行氏は28日、静岡県袋井市内で開かれた自民党支部の会合に出席した後、取材に応じて「欲を抑えきれなかったというか、負けてしまった」と語り、支持者や有権者に謝罪した。今後の政治活動について「全くの白紙」と述べ、政界引退は明言しなかった。【山田英之】

 会合は非公開で開かれ、宮沢氏は多くの報道関係者が待つ中、会場に入った。出席した県議や市議に冒頭で経緯を説明し、謝罪したという。

 週刊文春は、妻子がありながら別の20代の女性と金銭的援助を伴う同居をしていたと報じた。宮沢氏は報道内容を「おおむね事実」と認めて、報道陣に対して「不祥事に伴い衆院議員を辞職した。これまで支えてくださった支援者、有権者のみなさんにおわび申し上げます」と頭を深く下げた。

 会合に出席した自民党関係者からは「人格を疑う」「謝罪だけでは済まない」と厳しく批判されたことを明らかにした。

 議員辞職した理由について、女性問題が新型コロナによる緊急事態宣言の時期だった▽離党に相当する不祥事と判断、自身が比例代表選出だったため離党する場合は議席を党に返す必要がある▽派閥の政治資金パーティーを巡る裏金を女性に使った事実は絶対にないと主張するため――と説明した。

 宮沢氏は衆院静岡3区(掛川市、袋井市、磐田市など)を地盤としてきた。支持者に対して、この数日間、おわびの電話をかけていたという。直接の謝罪も検討する。

 宮沢氏は昨年12月、国会内で記者団に対し政治資金収支報告書への不記載を認めた際、キックバック(環流)を受けたノルマ超過分の収入について「派閥の方から、かつて収支報告書に記載しなくてよいという指示があった」と暴露して注目された。疑惑が浮上した後、派閥からかん口令が敷かれたとも主張。副防衛相を辞任した。今回の女性問題で離党し、25日に衆院議員を辞職した。

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