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過激な水着・ポーズNG 県営公園での水着撮影に新ルール 埼玉


 埼玉県公園緑地協会は5日、県営水上公園での水着撮影会について新たな「開催許可条件」と「開催の手引き(ガイドライン)」を公表した。有識者による撮影会の在り方検討会の提言を受け、決定した。参加者の年齢制限を設けたほか、過激な水着・ポーズを禁止し、手引きで図示した。

 手引きなどによると、出演、入場とも18歳未満は禁止とし、主催者が運転免許証などで年齢を確認しなければならないとした。乳首や性器が露出、またはその可能性がある水着の着用、ポーズをさせないことも求めた。過度に小さい水着、水着をずらしたり、開脚したりするポーズも不可とした。

 撮影可能エリアは主にプールサイドとし、主催者が外部から見えないように遮蔽(しゃへい)しなければならないと定めた。動画撮影は出演者が個人のSNSアカウントで配信する場合も含め、別途申請が必要となる。

 撮影会中は、主催者が必要なスタッフを配置し、禁止行為がないか監視することとし、協会や公園管理事務所も監視を行う。許可条件に違反があった場合、撮影会開催の申し込みを受け付けないことができる。

 水着撮影会を巡っては、同協会が2023年6月、過激なポーズでの撮影など利用条件違反を理由に複数の団体に中止を要請。だが、違反が確認されなかった団体や利用条件を定めていない公園も一律中止とした対応が不適切として、県が要請の一部撤回を指導した。撮影会の是非や県営公園の利用に賛否の声が上がり、許可条件の検討が課題となっていた。【岡礼子】

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