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「節分おばけ」100人が京都練り歩く 4年ぶりに妖怪の仮装行列


 おばけに扮(ふん)して厄を追い払う節分行事にちなんだ仮装パレードが11日、京都市中京区の京都国際マンガミュージアム周辺であった。博物学者で妖怪研究でも知られる荒俣宏館長を先頭に、約100人が本能寺までの約1キロを練り歩いた。

 「荒俣宏館長の節分おばけ☆仮装百鬼夜行」と題してミュージアムが主催。荒俣館長は、近世の祇園のおばけを再現した「大妖怪」姿で参加した。「福は内、鬼も内」の掛け声で、クモ妖怪、牛鬼、化けギツネ、カラス天狗(てんぐ)らが館長に続いた。新型コロナウイルス禍で街に繰り出したのは4年ぶり。

 ミュージアムによると、節分の仮装は「鬼を化かす」の意味から「節分おばけ」と呼ばれ、かつては全国で行われていたという。現在も京都・祇園の花街で受け継がれている。荒俣館長は「4年ぶりのパレードを皆楽しみにしていた。次回は祇園を目的地に『百鬼夜行』をしてみたい」と話した。【鈴木健太郎】

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