starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

藤井王将、検討陣の意表突く4七銀 戸辺七段「構想勝負に」 王将戦


 東京都立川市の「オーベルジュときと」で始まった第73期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)は7日午後0時半、28手目を挑戦者の菅井竜也八段(31)が考慮中に昼食休憩に入った。持ち時間各8時間のうち消費時間は藤井聡太王将(21)1時間37分、菅井八段1時間37分。

 後手番の菅井八段が第1、2局に続き三間飛車に進めたが、角道を止めていないのが大きな違い。誘いに乗って藤井王将は角を交換し、お互いが角を打ち馬を作り合った。その後は駒組みが進んだが、藤井王将の4七銀(27手目)が検討陣の意表を突いた。菅井八段の角と飛車が利いていて、同馬同金同飛成と馬と金銀の交換は後手がよさそうと思われていたが、同馬の時に4三歩という切り返しがあった。

 戸辺誠七段は「藤井王将は右銀を活用でき、今後のプランが立てやすくなりました。あとは右桂を使えるかどうかが課題。菅井八段は左の金銀をうまく配置していきたい。午後は3~4筋にどちらがうまく駒を配置できるか、構想勝負になるでしょう」と解説した。【丸山進】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.