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三重・鈴鹿市長「聖地として自信」 大阪観光局がF1誘致の検討巡り


 大阪府や大阪市、地元経済界でつくる大阪観光局が23日、自動車のF1シリーズの誘致を検討していると表明した。これを受けて三重県鈴鹿市の末松則子市長は25日の定例記者会見で、鈴鹿サーキット側や市が時間をかけてレーサーや関係機関との信頼関係を築いてきたとして、開催は「一朝一夕でできるものではない。モータースポーツの『聖地』として自信を持っている」と述べ、プライドをのぞかせた。

 鈴鹿サーキットは1987年に日本GPを初開催。数々の名勝負を生んできた。例外はあるが、F1は1国1開催とされるため、大阪の誘致表明を受けてネット上では「鈴鹿での今後の開催に影響するのでは」との懸念が出ている。

 末松市長は記者会見で、市やサーキット側が長年にわたり運営ノウハウを培ってきたことに自信を見せて「ネットワークの構築は並大抵のことではない。今のところは(大阪での開催は)難しいのではないか」と述べた。

 誘致表明した大阪と対立したいわけではないとしつつ、これまで市民のモータースポーツへの愛着の醸成にも取り組んできたとして、「鈴鹿市にとって大事な大事な宝。市としてはF1の継続開催に向けて、今まで以上にしっかり働きかけたい」と述べた。【寺原多恵子】

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