埼玉県警川口署は14日夜、相模原市在住の自称高校生の男性(18)を強盗容疑で逮捕した。
逮捕容疑は14日午後2時55分ごろ、同県川口市西川口のカラオケ店で、会社役員の男性(38)に催涙スプレーを浴びせ、持っていた現金2500万円の一部を強奪したとしている。同署は認否を明らかにしていない。
署によると、被害者の会社役員は「奪われた現金は知人に貸すために用意し、カラオケ店に持参した」と話しているという。
一方、容疑者側は3、4人のグループだったとみられ、知人との仲介役を名乗っていた。役員が持参した現金を確認すると催涙スプレーを浴びせ、それぞれが2500万円の一部ずつを奪って逃げたという。
その後、役員に同行していた別の男性が容疑者を追いかけながら110番し、駆けつけた警察官が身柄を確保した。同署が残りの容疑者の行方を追っている。【高木昭午】