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東山氏、退所タレントは「応援したい」 井ノ原氏の発言で会場に拍手


 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題を受け、同事務所は2日、東京都内で記者会見を開いた。退所するタレントについて東山紀之社長は「応援したい」と述べた。反省の言葉を述べた。報道陣との主な一問一答は以下の通り。【デジタル報道グループ】

 ――ジャニーズ事務所は、一般的に怖い事務所だと思われている。退所した人に圧力をかけてテレビ界から干す、といわれている。新会社になって、退所したいという人が出てきた場合の対応はどうするか。

 ◆(東山氏)圧力をかけることはなく、さらに応援したい。ファンの方が選ぶことなので。僕自身もこれまで退所した方たちとコミュニケーションを取っているし、同じ土俵に立っている表現者だと思っている。逆に応援したいくらい。

 (井ノ原快彦氏)同じ仲間として、年齢も年齢です。正直言って。元メンバーも、退所していくメンバーもいる。苦楽を共にした仲間ですから、健康でいてほしいんですよね。今まで共にオーディションをやって、ずっと青春時代を過ごした仲間も、いまだに連絡をとっている。そういう仲間たちと良い関係をこれからも続けていきたいし、自分の仲間に圧力をかけることはない。それを感じたら、言っていただけたら。厳しい目で見てください。

 (東山氏)ぼくらはそのためにいる。退所したからと言って遠ざけるのでなく、もちろん共演など、新しいスタイル。みなさんが見たくなる化学反応が必要だと思う。ちゃんと向き合っていきたい。

 でも結論的に、僕は見て見ぬ振りをしていたということになるのかなと思います。35年、40年くらい前で、自分自身も何がおこっているか分からないですし、どう行動するべきかよく分かっていなかったということもあります。

 今だったらいろいろな人に多分、言えることでしょうけど、当時は、家庭と仕事場と学校くらいしかなかった。そういう中で誰かに言えるかといったら、僕には勇気がなかった。これだけの問題が起きているのは、そういう子供たちの弱いところをつかんでいたということだと思う。

 そこで僕が勇気を出して言っていたら、僕はここに座っていないと思うし、だからこそ向き合っていかないといけないと思う。被害者の方たちが感じた恐怖をどうしたら救ってあげられるのか、何をしたらみんなが癒やされるのか、常に考えている。自分が社長を務め、自ら動いて行動で示したい。

 社長という意味では、経営のプロなど、もっとふさわしい人がいっぱいいると思う。でも、被害者の気持ちをくんだり、タレントさんの思いを分かったり、そういうことを僕に望んでくれたのかな、と。

 僕は夢として、90歳くらいまで舞台に立ちたいと思っていた。そうではなく、被害者の方にどうやって向き合えるか考えたときに、もちろん僕もステージングはきびしかったし、パワハラと感じた方もたくさんいると思う。

 (井ノ原氏)東山さんに限らず、先輩はみんな厳しかった。そういう僕は、ぎりぎり昭和でしたから入ったのは。青春時代はみんな厳しさがあったけど、今は感謝している。

 (東山氏)向き合える立場にいなければならない。被害者の方も声を上げてくれた。来年からは、もっと時間をかけてみなさんに会えると思う。温かい目でみていただきたい。

 (井ノ原氏)一言いいですか。会見は全国に生放送で伝わっている。小さな子供たち、ジャニーズジュニアの子もいるし。被害者のみなさんが自分のことでこんなにもめている姿は見せたくない。ルールを守っている姿を会見ではみせたい。どうか落ち着いてください。(会場から拍手)

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