大雨の影響で16日に東海道・山陽新幹線のダイヤが大幅に乱れ、一部区間では新幹線が夜通しで運行した。SNS（ネット交流サービス）上では「夜行新幹線だ」という言葉がトレンド入りした。
JR東海によると、東京－新大阪間の上下線で185本以上が運休、240本以上が最大9時間半以上遅れて運行した。最も遅いケースでは、東京を16日午後7時半に出発したものの、途中で停車を余儀なくされ、新大阪に到着したのは17日午前6時半だった。乗客は車内で一夜を明かした。
X（旧ツイッター）には「夜行新幹線ってなんやねんって思ったら今まで新幹線走ってたんやな」「いま新幹線が走ってるの！？ すごい。なんと表現したらいいかわからない気持ちが込み上げている」と未明の運行に驚く様子や、「帰れてよかった」「半日くらい新幹線とか駅のホームとかにいてめっちゃ疲れた〜」などと帰路についたことに胸をなでおろす乗客のコメントが投稿された。
さらに、「いろいろな人たちに頭が下がる思いだ。ホントにお疲れ様です。乗客と乗務員と新幹線に関わる全ての人の無事を願って寝ます。JR頑張れ！ 乗客頑張れ！」とねぎらうコメントもあった。【デジタル報道グループ】
