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涼しいはずが… 北海道・根室、144年ぶりに7月の平均気温更新


 夏に涼しいはずの北海道根室市。だが、今年の7月の平均気温は19・0度で平年(14・9度)より4・1度も高く、144年ぶりの暑い夏だった。

 元気象庁職員の船山岩雄さん(77)によると、根室市の7月の平均気温は19・0度。観測が始まった1879(明治12)年7月の18・3度を0・7度、更新した。6月の平均気温(14・3度)も1904(明治37)年の13・1度を119年ぶりに更新しており、2カ月連続で記録的な暑さが続いたことになる。

 真夏日(4日)は平年(0・2日)より3・8日も多く、観測開始以降歴代1位。これまでは1970年の3日だった。特に7月30日の33・1度は2017年の7月15日に記録した32・4度を上回る7月歴代1位の高温。

 一方、日最低気温も7月30日に歴代1位の22・0度を記録した。25日午前5時から8月1日午前3時までは、ほぼ6日連続(165時間)で最低気温が20度を下回らなかった。日最低気温が10度未満は平年だと6・1日あるが、今年は0日。霧日数は12日で、平年より8・1日も少なかった。

 船山さんは「涼しいはずの根室でも猛暑に準ずる暑さでした」と話している。【本間浩昭】

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