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台風7号、お盆を直撃か 強い勢力に発達、15日ごろ本州接近の恐れ


 台風7号は10日、強い勢力に発達し、小笠原近海を北西に進んだ。15日ごろには本州に接近する予想で、お盆期間は天気が荒れる可能性がある。

 気象庁によると、10日午後6時現在、中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。11日に小笠原諸島に最接近する見込みで、15日ごろに強い勢力を保ったまま関東や東海、近畿地方に近づく可能性がある。

 交通機関への影響が心配される。JR東海は10日、13~16日に東海道新幹線の計画運休や運転の見合わせをする可能性があると発表。JR東日本も10日、東北、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線と関東の在来線で運休や遅れが発生する可能性があると発表した。

 花火大会や終戦記念日の追悼行事の開催の可否について、主催者は判断を迫られている。

 新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催を15日に予定している千葉県木更津市の「木更津港まつり花火大会」について、実行委員会は延期するか前日に判断する。延期日は翌16日だけで、実行委の担当者は「市民が期待しているだけに中止になったら残念だ。気象台などと相談しながら、直前まで開催できるか見極めたい」としている。

 15日に開催予定だった神奈川県清川村の「宮ケ瀬ふるさとまつり花火大会」は数カ月先への延期が決まった。実行委の担当者は「来場者の安全確保のため早めに順延を決めた」とする。

 千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)は終戦記念日の臨時休園を検討中だ。管理事務所の担当者は「古い木が多く風で倒木の危険がある。ただ台風の予報円はまだ大きいので現時点では判断できない」と話した。屋外の戦没者慰霊塔で毎年追悼行事をしている川崎市遺族連合会は暴風警報などが発令された場合は中止するとしている。【島袋太輔】

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