starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

特定外来生物「オオハンゴンソウ」 在来種に悪影響、駆除へ 京都


 特定外来生物の「オオハンゴンソウ」が、京都市左京区の花背地区で繁殖している。一見、黄色の美しい花だが、生命力が非常に強く在来の希少な植物に悪影響を与える恐れがある。16日にNPO法人が「駆除大作戦」を予定しており、ボランティアの参加者を募集している。

 環境省によると、オオハンゴンソウは北米原産で、キク科の多年草。観葉植物として持ち込まれたものが野生化したとみられ、主に北海道や長野県をはじめとする寒冷地で群生が確認されている。

 駆除活動を主催するNPO法人「自然観察指導員京都連絡会」によると、オオハンゴンソウは非常に生命力が強く、刈り取ったとしても、わずかに残った根から再生する。繁殖すると、周囲に他の植物が育たなくなってしまうという。花背地区には希少な在来植物が多く残っているとして、会は悪影響を懸念している。

 16日の集合は午前10時、「花背リゾート山村都市交流の森」駐車場。地下鉄国際会館駅からの先着数人で送迎バスもある。

 当日は長袖長ズボン、長靴の着用と、飲み物や弁当の持参を推奨している。会の貸し出しもあるが、枝切りばさみの持参も求めている。

 申し込みは会のウェブサイトから、または事務局(090・3059・3705)へ。【千金良航太郎】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.