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競り合い目指す藤井聡太王将 渡辺明名人は長考後に猛攻開始 名人戦


 長野県高山村の山田温泉「藤井荘」で2日目の対局が続く渡辺明名人(39)と藤井聡太王将(20)の第81期名人戦七番勝負第5局(毎日新聞社、朝日新聞社主催)は1日午前、渡辺名人が長考で読みを入れた後、猛攻を開始した。同日正午から1時間の昼食休憩に入り、午後1時再開。再開時点の残り時間は渡辺名人3時間37分、藤井王将3時間26分。

 藤井王将は封じ手で△9五歩と突き捨てた後、△4七銀と打ち込み、競り合いを目指した。渡辺名人には次の△3六銀成を防ぐ▲2七銀もある。しかし、名人は1時間2分の長考で▲2四歩と攻撃開始。その後は控室の検討通りにバタバタと手が進んだ。

 渡辺名人が▲4五銀と打って、藤井王将の4四の角と3六の成銀に両取りをかけたところで午前中の戦いが終わった。

 解説の戸辺誠七段は「この後、藤井王将が△3七成銀と名人の飛車に当てて逃げたとき、名人が▲2四飛と走れば激しい攻め合いに、▲2九飛と引けば藤井王将が受けに回る展開になりそうだ。昼食休憩までの局面は名人が少し有利に見える」と話した。【新土居仁昌】

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