授業中に女児触った疑い 小学校教諭を逮捕「わいせつな意図ない」

　授業中に女子児童の下半身を触るなどしたとして、福岡県警粕屋署は23日、同県須恵町、小学校教諭、塩塚徹仁容疑者（45）を強制わいせつ容疑で逮捕した。「（脚に）手を置いたことは間違いないが、わいせつな意図で触ったことは一切ない」と容疑を否認している。

　逮捕容疑は2022年10月13、14両日、県内の小学校の教室で授業中、女児の太ももなどを2回にわたり触ったとしている。粕屋署によると、女児は「授業で質問した際、横に座られ、机の下から下半身を触られた」と話しており、複数の同級生が目撃していたという。

　女児が母親に「触られるのでスカートをはきたくない」と訴えたため、母親が同21日、県警に相談した。同様の被害に遭ったと話す同級生も複数おり、粕屋署は余罪があるとみて調べる。

　塩塚容疑者は同月に粕屋署の事情聴取を受けて以降、学校を休んでいるという。【佐藤緑平、清水晃平】