starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

渡辺明名人が決断の桂跳ね 藤井聡太王将、受けに回る 名人戦第4局


 渡辺明名人(39)に藤井聡太王将(20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負の第4局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、九州電力、QTnet協力)が21日、福岡県飯塚市の麻生大浦荘で始まり、午後6時半、藤井王将が39手目を封じて1日目の対局を終えた。持ち時間各9時間のうち消費時間は藤井王将4時間56分、渡辺名人3時間11分。22日午前9時に対局を再開する。

 藤井王将2連勝の後、渡辺名人が1勝を返して迎えた本局。渡辺名人がタイに追いつくか、藤井王将が初の名人奪取に王手をかけるか、シリーズは佳境に入った。

 後手番の渡辺名人が4手目で4四歩と角道を止め、本局も角換わりにはならず、急戦志向の藤井王将に対し、渡辺名人が雁木(がんぎ)に組んで対抗する戦いになった。25手目、藤井王将が3五歩と突っかけると、渡辺名人は7三桂と跳ねた。前例がある局面だが、藤井王将は昼食休憩を挟む1時間38分の長考で2六飛と浮き、前例を離れた。

 藤井王将が3四歩(29手目)と名人の歩を取り込むと、名人は9五歩の突き捨てから6五桂と決断の桂跳ね。ここから名人の攻めを王将が受ける展開になった。名人の8八歩に藤井王将は1時間19分考え、そのまま指し手を封じた。解説の大石直嗣七段は「これまでの3局と違い1日目から激しい戦いになりました。居玉で攻める名人の積極性に藤井王将がどう応じるかに注目です」と話した。【新土居仁昌、丸山進】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.