starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ベラルーシ大統領が式典欠席 理由伝えられず 健康不安説浮上


 旧ソ連ベラルーシの国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ大統領(68)は14日に首都ミンスクで開かれた国旗や国歌の制定を祝う式典に出席せず、ゴロフチェンコ首相がメッセージを代読した。ルカシェンコ氏の欠席理由は伝えられていない。前週に同盟国のロシアで出席した行事でも具合が悪そうな様子が確認されていた。30年近くにわたって独裁を続けるルカシェンコ氏に健康不安説も浮上している。

 ルカシェンコ氏は今月9日、モスクワで開かれた第二次大戦での対ドイツ勝利を祝う式典に参加した。この際、体調が優れないとみられる表情などが観察されたほか、一部の行事は欠席した。この日、ロシアからの帰国後、自国での戦勝記念式典に出席したが、あいさつには立たなかった。

 ベラルーシの反体制派メディア「ユーロラジオ」は13日、ルカシェンコ氏が国内の医療施設を訪れたとの情報を通信アプリ「テレグラム」に投稿した。ルカシェンコ氏はアイスホッケーをプレーする姿を大々的に報じさせるなど、自らの健康状態を誇示する姿が目立っていた。そのため現在の体調を疑問視する見方が広がっている。

 一方で、ベラルーシと同盟関係にあるロシアのザトゥーリン下院議員は14日、ルカシェンコ氏は「単に風邪を引いただけ。休息を必要としている」と重病説を否定した。

 ルカシェンコ氏はロシアが2022年2月にウクライナへの「特別軍事作戦」を始めた際、自国領からウクライナへの攻撃を認めるなど、ロシアが続ける戦闘に協力している。【モスクワ大前仁】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.