starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

藤井聡太王将の揮毫色紙、当てた11歳「びっくり」 名人戦大盤解説


 渡辺明名人に藤井聡太王将が挑戦する第81期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第3局は1日目の13日、対局会場の高槻城公園芸術文化劇場(高槻市)で、プロ棋士による大盤解説会が開かれた。約500人の将棋ファンが参加し、熱戦を見守った。

 北摂最大規模という劇場内のホールで、市出身の古森悠太五段らが解説した。古森五段は盤上の攻防について「渡辺名人は工夫して、藤井王将が体験したことのない戦型を選んでいる」との見方を示し、持久戦を予想。「渡辺名人は堅く囲う技術が非常に高く、藤井王将は陣形のバランスを取り、隙(すき)がない。正反対の将棋だ」と指摘した。

 大盤解説会では次の一手を予想する三択のクイズも出され、正解者には対局者2人をはじめ、聞き手を務めた加藤桃子女流三段の色紙などが贈られた。クイズの対象となったのは藤井王将の36手目「3一玉」で、正解となった選択肢の「その他」には、多くの投票が寄せられていた。

 正解を当て、藤井王将揮毫(きごう)の色紙を受け取った京都府精華町の中内奏太さん(11)は「びっくりした。藤井王将のファンなのでうれしい」と喜んだ。昨年から将棋教室に通い、プロ棋士を目指しているといいい、「藤井王将の方が、指し手の候補が多いように思うので有利ではないか」と戦況を見つめていた。

 大盤解説会は14日も午前10時から同劇場で開かれる。市観光協会ホームページからの申し込みが必要で、定員に達すれば締め切る。【谷口豪】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.