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大阪・グリコ看板前も「人でぎゅうぎゅう」 5類移行で観光地に活気


 新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけは8日、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行し、コロナとの共生に向けた新たな日常が始まった。大阪・ミナミではマスクを外した観光客らであふれた。対策を緩和する動きが広がり、行政による感染者への対応にも変化が出てくることになる。

 晴れ間が広がった大阪・ミナミ。中心部にある道頓堀では多くの若者や観光客らが集まり、マスクなしで歩く人の姿も目立った。「グリコの看板」で知られる戎橋では、キャリーバッグを手にした観光客が次々と訪れ、スマートフォンを向けて記念撮影を楽しんでいた。

 この一帯は人気の観光地として知られるが、計4回の緊急事態宣言下では人通りがなくなり、周辺の多くの店がシャッターを閉ざした。しかし、感染者数の減少や訪日外国人の増加に伴い、コロナ前のにぎわいを取り戻しつつある。

 近くのたばこ専門店「司光」の岡村里江子さん(67)は「緊急事態宣言の時は周りを見渡しても人がいなかったのに、大型連休中の戎橋は人でぎゅうぎゅう詰めになっていた」と話す。人通りはコロナ前の8割ほどに回復しているといい、「街に活気が戻ってきてうれしい」と歓迎した。

 宮崎県延岡市から家族3人で訪れた松田海翔さん(25)は「大阪は音楽ライブや観光でずっと訪れたいと思っていた。やっと来られて良かったが、人の多さに圧倒されます」と話していた。【林みづき】

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