母の日(14日)を前に、成田空港近くの千葉県芝山町菱田の倉庫兼作業場で「青いカーネーション」の出荷が最盛期を迎えている。
生産地のコロンビアとエクアドルから米国経由の航空機で運ばれ、検品や箱詰めをして全国各地に約50万本を出荷する。サントリーなどが青色の色素を作る遺伝子を組み込んで1995年に開発した。上品な青紫が特徴で、色の濃淡や咲き方の違う6種類がある。
青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」。輸入元のサントリーフラワーズ(東京都港区)営業部の滝沢晶マネジャーは「お母さんへの感謝の気持ちを伝え、幸せを願って贈ってほしい」と話している。【中村宰和】