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ダイアナ妃の遺品も 英国王戴冠式、注目された出席者のファッション


 英国の新国王、チャールズ3世の戴冠式(6日)では、出席者たちの華やかな衣装が目立った。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が6日、カミラ王妃やキャサリン皇太子妃などのファッションに込められた意味について考察する記事を掲載するなど、メディアも注目した。

 ニューヨーク・タイムズによると、カミラ王妃が着用した白のシルクドレスは、英国人デザイナーのブルース・オールドフィールド氏によるもの。ダイアナ元皇太子妃も好んだデザイナーという。

 カミラ王妃は皇太子時代のチャールズ国王をダイアナ妃から奪った形になってしまったが、同じデザイナーの衣装を身につけることで「ある種の家族間の外交的な懸け橋」の意味を込めた、と同紙は報じた。

 ドレスにはヒナギクの花の輪や、わすれな草などの野花が刺しゅうされていた。かつてチャールズ国王とカミラ王妃が過ごした英国の田舎町のイメージという。また王妃の袖のカフスにあるバラやアザミ、水仙、クローバーの草花は、イングランドやスコットランドなど英国を構成する四つの「国」を意味しているという。

 ダイヤモンドのネックレスは、ビクトリア女王のために1858年に作られた。昨年9月に死去したエリザベス女王も1953年の戴冠式でこのネックレスを着用していた。

 一方、キャサリン皇太子妃が着用したガウンは、英国の「アレキサンダー・マックイーン」のデザイン。カミラ王妃と同じく4種の草花が刺しゅうされている。キャサリン皇太子妃は、2011年の結婚式や多くの公の場でもマックイーンのドレスを愛用している。

 また、派手なティアラではなく、クリスタルと銀で花をかたどったヘッドピースを選び、ダイアナ元妃のイヤリングを着用した。

 キャサリン皇太子妃の娘、シャーロット王女も、母親と合わせて、クリスタルと銀のヘッドバンド、マックイーンの白いケープとドレスを着用した。

 ジル・バイデン米大統領夫人は、米国の「ラルフ・ローレン」によるスカイブルーのスーツで出席した。孫娘のフィニガン・バイデンさんは淡い黄色のドレス。2人で並んで歩く姿は「ウクライナの国旗のようだ」とSNSで話題になった。

 式典にはウクライナのゼレンスキー大統領夫人のオレナさんも参加した。淡い水色のガウンとドレスを着用していた。

 ブータンのワンチュク国王夫妻は伝統的な衣装で、日本の秋篠宮妃紀子さまは着物姿で出席した。【デジタル報道グループ】

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