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能登で震度6強 「1週間ほど余震に注意」 山岡耕春・名古屋大教授


 石川県の能登半島で最大震度6強を観測した地震について、東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「この地域では、2018年ごろから群発地震が起きており、その一連の地震と考えられる。これまで、22年6月のM(マグニチュード)5・4の地震が最大規模だったが、一回り上回る規模の地震となった」と解説。その上で「群発地震はいつ収まるか予測がつかない。年単位で地震の発生頻度の強弱を繰り返すため、継続した注意が必要だ。今回と同規模かそれ以上の地震が起きる可能性がある」と話す。

 群発地震の原因については、能登半島の地下300キロ程度の深部から水が上がってきて、地下の岩石の割れ目に入り込むことで、岩板が壊れやすくなり、破壊に伴って地震が起きる説が有力だという。実際に、能登半島は地殻変動で膨張しており、水が上がってきていることを示している可能性がある。

 名古屋大の山岡耕春(こうしゅん)教授(地震・火山学)は「今回の地震は、18年ごろから活発化している一連の群発地震の中で最大規模。最近の能登半島北部では、22年6月にM5・4の地震を観測するなど、それ以降もずっと続いてきた。今回の地震もそれに連なる、典型的な群発地震のパターンだ。少なくとも今後1週間ほどは今回の地震の余震への注意が必要」と話した。【渡辺諒、山口智】

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