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藤井聡太の封じ手、激しい攻め合いになる可能性 名人戦2日目開始


 渡辺明名人(39)に藤井聡太王将(20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負の第2局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)が28日午前9時、静岡市葵区の浮月楼で再開された。藤井王将の封じ手(43手目)は、激しい攻め合いになる可能性を秘めた1六香だった。

 第1局は、谷川浩司十七世名人(61)の持つ史上最年少名人記録(21歳2カ月)の更新と、羽生善治九段(52)以来の7冠が懸かる藤井王将が制した。渡辺名人が今シリーズを制すると4連覇で永世名人資格獲得(通算5期)に王手がかかる。

 1日目は渡辺名人が9五歩と仕掛けたものの本格的な戦いには至らず、渡辺名人が9二飛と寄って、9五の香との連携で9筋の攻めを見せた局面で藤井王将が40分考えて封じ手となった。

 両対局者が前日の手順を再現した後、立会の青野照市九段が封じ手を開け、「封じ手は1六香」と読み上げた。

 澤田真吾七段は27日の封じ手後の解説で、封じ手の候補手として角の利きを避ける2九飛や陣形を広げる6六歩、1六香などを挙げていた。封じ手の1六香はその中でも「攻め重視の手」だという。

 持ち時間は各9時間のうち1日目の消費時間は藤井王将4時間33分、渡辺名人3時間37分。記録は福田晴紀三段と広森航汰三段が務める。【丸山進】

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