starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

小学生2人が水路に転落死 両親「対策怠った」福岡・大木町を提訴


 福岡県大木町で2020年6月、小学生の兄弟2人が水路に転落し死亡した事故を巡り、十分な転落防止策を怠っていたなどとして、両親が水路を管理する町に計約2億1920万円の賠償を求める訴えを福岡地裁に起こしたことが判明した。提訴は22年11月5日付。

 訴状によると、事故は20年6月2日午後5時半ごろ発生した。兄弟が釣りをしていたところ、小学2年の弟(当時7歳)が水路に転落。小学5年の兄(当時10歳)が助けようと入り、いずれも溺れた。2人は午後6時近くに救助されたが、その後死亡した。

 原告側は、水路は遊具が設置されたグラウンドの近くにあり、子どもたちの格好の釣り場となっていたのに釣りを禁止する表示はなく、転落防止の金網などもなかったと指摘。当時の水深は約3メートルで、両岸は垂直ではい上がれない構造で十分な対策がされていなかったと主張している。

 事故後に転落防止の金網フェンス、転落時の脱出用はしごや浮輪などが設置された。大木町は取材に「係争中のため、コメントは控える」としている。【平塚雄太、足立旬子】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.