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「到底容認できず」=無罪判決に指定弁護士ら


 東京電力旧経営陣3人を無罪とした18日の東京高裁判決を受け、検察官役の指定弁護士らが記者会見し、「長期評価の信頼性を全面的に否定し、到底容認できない」と述べ、最高裁への上告を検討する意向を明らかにした。  指定弁護士らは「科学的に解明できていない未知の津波に対して、対策を講じることはできないと言ってるのに等しい」と批判。裁判長による福島第1原発の視察や、「長期評価」の策定に関わった元気象庁幹部らの証人尋問が採用されなかった公判経緯に触れ、「却下しておいて証拠が不十分だという論理は全く成り立たない。審理不尽だ」と強調した。  続いて会見した被害者参加代理人の海渡雄一弁護士は「津波地震が起きないと言っている学者はいない」と指摘した。「机上の結論ありきの判決だ」と語り、指定弁護士に上告を求めた。  刑事告訴した福島原発告訴団団長の武藤類子さん(69)は「一審判決では本当に悔しい思いをし、控訴審には少なからず期待したが、本当に審理不十分だった」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕控訴審判決後、記者会見する福島原発告訴団の団長ら=18日午後、東京都千代田区
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