警視総監が歌舞伎町巡視＝年末年始の特別警戒―東京

　警視庁は１６日、東京都内の繁華街を中心に、警察官約１万８０００人を動員し、一斉警戒をした。小島裕史警視総監も同日、忘年会シーズンでにぎわう新宿区の歌舞伎町地区を巡視した。 　小島総監は午後５時１５分ごろ、歌舞伎町交番を出発し、新宿署員と地元の防犯ボランティアのメンバーら約８５人と共に、歌舞伎町の飲食店街を１５分ほど見て回った。巡視後、「皆さまが平穏のうちに明るい新年を迎えられますよう、首都東京の治安確保に全力を尽くしていく」とするコメントを出した。　 　警視庁は１５日から来年１月３日までの２０日間、年末年始の特別警戒を実施している。延べ約２２万６０００人で、繁華街などでの犯罪摘発、重大交通事故や初詣の雑踏事故などの防止に当たる。（了）【時事通信社】