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5キロ圏内住民ら避難=美浜原発、防災訓練2日目―政府


 関西電力美浜原発(福井県美浜町)での重大事故を想定した政府の原子力総合防災訓練が5日、前日に続いて行われ、原発から半径5キロ圏内の住民がバスで避難するなどした。  訓練は4日午後に福井県嶺南地方で震度6弱の地震が起きたとの想定で開始。5日午後には、美浜町内の県道が寸断された場合を想定し、陸上自衛隊の水陸両用車(全長約12メートル)を導入した訓練を行った。当初は住民を搬送する予定だったが、高波のため漁港での試乗のみとなった。住民6人が試乗後、バスで避難先の大飯中学校(おおい町)に向かった。  参加した美浜町竹波地区の山本文昭さん(58)は「車が水に入る時は結構揺れたが、乗り心地は悪くなかった。陸上だけでなく、水上からも避難できるのは心強い」と話した。   一方、関電はドローンで、美浜原発構内の放射線量などを把握する訓練を初めて公開した。  訓練は6日までの予定で、内閣府や原子力規制委員会、地元自治体など約4180人が参加。5日午前には、原子炉への注水が不能になったとして、岸田文雄首相が原子力緊急事態を宣言した。  新型コロナウイルスの感染拡大で昨年までは訓練の延期や規模縮小が続き、住民が避難先へ移動する訓練は3年ぶりとなった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕住民を乗せた水陸両用車=5日午後、福井県美浜町
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