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対ロシア圧力「不十分」=融和姿勢の中国に不信感―エストニア外相


 【タリン時事】エストニアのレインサル外相は4日、首都タリンで時事通信と単独会見し、ロシアによるウクライナの民間施設に対する攻撃激化について「国際社会の対応が十分でない証拠だ」と述べ、対ロ圧力の強化を訴えた。ロシア批判を避ける中国に関しては「国連安保理常任理事国の責任を果たしていない」と非難。各国が足並みをそろえ、中国に強い姿勢で臨むよう呼び掛けた。  レインサル氏は「侵攻開始から9カ月近くたつにもかかわらず、戦闘が終わるどころか(発電所などの)民間施設に対する砲撃やミサイル攻撃が激しさを増している」と指摘。「こうした戦争犯罪に歯止めをかけられるかは国際社会の対応に懸かっている」と述べた。  具体的な対応策として、(1)対ウクライナ軍事支援の強化(2)ロシア産石油の取引価格への上限設定を含む追加制裁(3)ロシアの国際的孤立の継続―を挙げ、「すぐに実行に移して戦争犯罪行為に対する代償をつり上げるべきだ」と強調した。  一方、8月に中国と中東欧の経済協力枠組みへの不参加を表明したことについて、「(ウクライナ侵攻に批判的な立場を取らない)中国の姿勢が影響したのは確かだ」と述べ、中国に対する不信感が背景にあったと明らかにした。  レインサル氏は年内にも日本を訪問し、関係強化を目指す考えを示した。 【時事通信社】 〔写真説明〕取材に応じるエストニアのレインサル外相=4日、タリン
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