副操縦士が免許不携帯で運航＝仙台ー那覇便が欠航―ピーチ

　格安航空会社（ＬＣＣ）ピーチ・アビエーション（大阪府田尻町）は１９日、関西空港発、仙台行きの便で３０代の副操縦士が運航の際に携帯が必要な証明書を空港事務所に置き忘れたまま乗務したと発表した。この影響で後続の２便が欠航となった。 　同社によると、不携帯のまま運航したのは同日午前９時１０分発の関空―仙台便。副操縦士は関空で機長と出発前の証明書確認をしたが、そのまま書類を事務所に置き忘れたという。仙台到着後に不携帯が判明した。 　この影響で同日の仙台―那覇便の往復が欠航した。両便に搭乗予定だった乗客計約３５０人には翌日便への振り替えや返金対応をしたという。　（了）【時事通信社】