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「訴え続けることが使命」=帰国20年で曽我ひとみさん―新潟


 北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(63)が17日、今月で帰国から20年を迎えたことを受け、新潟県佐渡市で記者会見を開いた。拉致問題が進展しない中、「力の限り話して、訴え続けることが私の使命。つらさ、寂しさ、悔しさを少しでも多く発信できたら」と話した。  母ミヨシさん=拉致当時(46)=について「一番大切な母がいない、一度も会えていないことが本当につらい」と語る。いつ帰ってきてもいいように、部屋は当時の状態を残しているという。  2017年には夫のチャールズ・ジェンキンスさんが亡くなり、「残るのは後悔ばかり。まだまだ日本で一緒にいろいろなことをしたかった」と振り返った。   拉致問題は解決の糸口が見えず、「家族も高齢になり、帰国を心から待ち望んでいることを一人でも多くの人に知ってもらいたい」と訴えた。  ひとみさんは1978年8月12日、新潟県真野町(現佐渡市)で買い物から帰る途中、ミヨシさんと共に拉致された。ひとみさんは02年10月に帰国したが、ミヨシさんの消息は分かっていない。(了)【時事通信社】
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