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中国、習氏3期目へ厳戒態勢=16日に党大会開幕


 【北京時事】中国の第20回共産党大会が16日、開幕する。習近平総書記(国家主席)の3期目続投を含む次期指導部の布陣や、習氏の権威を一層高めると予想される党規約の改正が焦点となる。5年に1度の最重要政治イベントを前に、会場周辺には多数の警備要員が配置され、北京は厳戒態勢となっている。  会場となる人民大会堂周辺では14日、「党大会を喜んで迎えよう」と書かれた巨大な飾りを前に、多くの警官らが通行人に目を光らせていた。インターネットの規制も強化されているとみられ、先月から極端に接続しづらい状況が続く。北京市内では9月中旬から10月末まで、ドローンの飛行も禁止されている。  党大会を控え、習指導部は今年、社会の安定を最優先とし、治安維持に力を入れてきた。公安当局は「百日行動」と銘打って6~9月に行った治安対策キャンペーンで、140万人超を逮捕し「党大会の安全確保と安定維持のために堅固な基礎を築いた」と強調した。  一方、習氏の3期目入りの雰囲気を醸成するための宣伝も強化されている。北京市内の商業施設に設置された巨大な電光掲示板には「習近平同志を核心とする党中央の周りに緊密に団結しよう」といった文言が繰り返し表示されている。  習指導部は異論の抑え込みに躍起となっているが、強権的な習氏に対する反発は知識人を中心に広がっている。13日には、名門、中国人民大学の近くにある高架橋に「独裁の国賊、習近平を罷免せよ」などと習氏を痛烈に批判する横断幕が掲げられる騒ぎが起きた。  厳戒態勢下でこうした事態が起きるのは異例。幕は撤去され、関連の画像はネット上から削除されたが、当局は深刻に受け止め再発防止に全力を挙げているもようだ。14日、市内の多くの歩道橋で警戒に当たる要員の姿が目立つようになった。 【時事通信社】 〔写真説明〕14日、北京の人民大会堂周辺で、「第20回共産党大会を喜んで迎えよう」と書かれた飾りの前を警備する要員 〔写真説明〕14日、北京市内の高架橋で警戒に当たる警備要員
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