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赤堀被告「スマホ処分指示」=5歳児死亡後、母が証言―福岡地裁


 福岡県篠栗町で2020年4月、5歳男児が餓死した事件で、男児の母親の「ママ友」で、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた赤堀恵美子被告(49)の裁判員裁判の公判が2日、福岡地裁(冨田敦史裁判長)であった。母親の碇利恵被告(40)=同罪で懲役5年、控訴=の証人尋問が行われ、同被告は男児の死後、「(赤堀被告に)スマートフォンの処分を指示された」と述べた。  碇被告は、男児が衰弱する様子を無料通信アプリ「LINE」を使ってスマホで赤堀被告に報告していたと証言。男児死亡後、3台所有していたスマホのうち、警察に押収されなかった2台について「処分しろ。証拠を消せ」と言われたため、金づちで画面を壊して赤堀被告に渡したと述べた。   また、赤堀被告から「あんたは捕まる。警察は絶対朝方に来るので、毎日起きたらショートメールを送れ」と言われたとし、赤堀被告自身も男児の死亡後、携帯電話を変えていたと話した。  死亡直前の男児の様子については「目の焦点が合っていなかった」と涙ながらに証言。自身で119番しなかったことには「(赤堀被告の)許可を得ず、勝手に救急車を呼ぶことはできないと思っていた」と釈明した。  起訴状によると、赤堀被告は碇被告の生活を実質的に支配。碇被告と共謀し、19年8月ごろから碇被告の三男・翔士郎ちゃんの食事を制限して重度の低栄養状態に陥らせて放置し、20年4月に餓死させたとされる。  赤堀被告は起訴内容を否認し、無罪を主張している。公判は7日に結審し、21日に判決の予定。(了)【時事通信社】
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