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日韓防衛交流「まだ環境にない」=観艦式招待も懸案残り―海自トップ


 海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は23日の記者会見で、海自創設70周年記念で11月に開く「国際観艦式」に韓国を招待したことについて、「多国間協調の観点で招待したが、日韓2国間ではまだ防衛交流を進める環境にない」と述べ、再開には自衛隊機へのレーダー照射問題などの整理解決が必要だとの認識を改めて示した。   2018年末に海自哨戒機が能登半島沖で韓国海軍艦艇から火器管制レーダーを照射された問題が発生。日韓防衛当局間の関係は冷え込み、19年の観艦式は韓国を招待しなかった。共同訓練も激減し、日米韓などで今月行ったミサイル共同対処訓練が約5年ぶりの実施公表だった。  国際観艦式は11月6日開催で、合わせて西太平洋海軍シンポジウムも行う。酒井海幕長はウクライナに侵攻したロシアを除いた全加盟国に招待状を送ったとし、「海軍間の信頼醸成という会議趣旨からも(韓国)招待は常識的な判断」と述べた。  一方で「海自は韓国海軍との交流方針を多国間と2国間で明確に分けている」とし、19年観艦式は海自単独の開催で、2国間の対応として韓国の招待を見送ったと説明。ミサイル対処訓練のような多国間の連携は積極的に進めるとしながらも、日韓の防衛交流については「レーダー照射問題と自衛艦旗(旭日旗)の掲揚問題の解決が大前提。2国間で整理することが推進の条件だ」と話した。(了)【時事通信社】
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