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講談社元次長の判決見直しか=妻殺害で懲役11年、弁論決定―最高裁


 東京都文京区の自宅で2016年、妻を殺害したとして殺人罪に問われ、一、二審で懲役11年とされた講談社元編集次長、朴鐘顕被告(46)=韓国籍=について、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は30日までに、上告審弁論を10月27日に開くことを決めた。  弁論は二審判決を見直す場合などに必要な手続き。被告側は二審東京高裁判決について、「一審が有罪とした主な根拠を誤りだと認めたのに審理を差し戻さず、争点ではない新たな根拠で有罪認定したのは違法」などと訴えており、同判決が見直される可能性がある。   一、二審で検察側は、被告が1階寝室で妻の首を圧迫し窒息死させたと指摘。被告側は「妻は階段の手すりに巻いたジャケットで首つり自殺した」と主張した。  一審東京地裁の裁判員裁判は「妻の額には皮膚が裂けた傷があり、自殺したとすれば多量の出血がある中で階段に移動したことになるが、血痕は限られた範囲にしかなく不合理」などとして被告側の主張を退け、殺人罪を認定した。  高裁は、一審が前提とした血痕の状況に誤りがあり、出血量なども十分に検討していないと指摘。その上で「自殺説を前提とすると、額の傷から流れた血を拭き取った痕跡が見当たらないのは不自然」とする新たな根拠を示し、被告側控訴を棄却した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕最高裁
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