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続く猛暑、高齢者節電に苦慮=専門家、熱中症対策呼び掛け―東京


 東京電力管内で「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」が継続した28日は、全国的に気温が高くなり、猛暑日となった東京都内では高齢者らが節電のために区の施設を訪れて過ごすなどの対応を取った。熱中症の専門家も緊急に記者会見し、「エアコンの節電は後回しにして」と訴えた。  大田区では高齢者らの熱中症予防のため、夏の間「老人いこいの家」などの区立施設を「涼み処」として開放している。その一つ「山王高齢者センター」ではこの日、高齢の男性6人が囲碁や将棋をしながら涼んでいた。  将棋をしていた男性(81)は「昼間は節電になるのでここに来ている」と説明。別の男性(80)は「日中は極力外に出ないようにして麦茶を持参している」と語った。早川真喜子館長(52)は「今年は梅雨明けが早く、これから暑い日が続く。涼みに来てもらえれば」と話した。  一方、日本救急医学会熱中症委員会は28日、オンラインで緊急会見。関東甲信地方が6月に梅雨明けした2018年には全国で65歳以上の高齢者1288人が熱中症で死亡したとして、警戒を呼び掛けた。  横堀将司委員長は「災害的な暑さが迫っており、体が慣れていない今が危険。6月とはいえ、暦ではなく気温を気にして、できる限りエアコンを使ってほしい」と強調。節電についても「全国の熱中症の48%は室内で発生している。節電の中でもエアコンは後回しにして」と呼び掛けた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕強い日差しの中、日傘を差して歩く人たち=28日午後、東京・銀座 〔写真説明〕東京都大田区が「涼み処」を開設している山王高齢者センター=28日、同区
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