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「血を塗り、息潜め」生き延びた=乱射事件、児童が証言―米


 【ワシントン時事】「隣で撃たれた友人の血を体中に塗り、息を潜めていた」―。米南部テキサス州ユバルディのロブ小学校で、児童19人と教員2人が殺害された銃撃事件。現場に居合わせた同小4年の女子児童ミア・セリヨさん(11)が8日、下院監視・改革委員会の公聴会で録画により証言し、当時の状況を生々しく語った。  セリヨさんによると、廊下に容疑者の男=(18)、警察官に撃たれ死亡=の姿を確認した教師が、児童に身を隠すよう指示。容疑者は教室に乱入すると、「おやすみ」と言いながら教師の頭を撃ち、机やかばんの陰にいたセリヨさんの友人も銃撃した。セリヨさんは「また戻ってくる」と思い、死んだふりをしてやり過ごしたという。  公聴会では、娘のレキシーさん(10)を失った母キンバリー・ルビオさんもオンラインで証言。「今行動しなければ、私たちの現実がほかのお母さんたちのものになる」と涙ながらに語り、殺傷力の高い銃の禁止や、銃購入年齢の引き上げなど規制強化を訴えた。  相次ぐ銃乱射事件を受け、与党民主党は対策を急いでいる。下院は8日、半自動小銃の購入年齢を18歳から21歳に引き上げることなどを盛り込む規制強化法案を可決した。ただ、野党の議事妨害制度がある上院では、共和党の反対で成立が見込めない状況だ。 【時事通信社】 〔写真説明〕8日、米ワシントンで開かれた下院監視・改革委員会の公聴会で、南部テキサス州の小学校で起きた銃撃事件について証言するミア・セリヨさん(AFP時事)
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