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ウクライナ勝利に「希望」託す=ベラルーシの人権改善で―記者協会会長


 【パリ時事】ベラルーシ記者協会(BAJ)のアンドレイ・バストゥネツ会長が、4日までにパリで時事通信のインタビューに応じた。ベラルーシではルカシェンコ大統領による反政権派弾圧が続いているとして、人権の改善が困難な状況だと指摘。「人権状況の改善には国の政治体制を抜本的に変える必要がある」と述べつつも、「後ろ盾であるロシア(との戦争)にウクライナが勝てば、改善するかもしれない」と希望を託した。  バストゥネツ氏は「ベラルーシで記者として働くのは大きな危険を伴い、非常に難しい」と強調。自身も弾圧を恐れ、リトアニアに拠点を移したという。「最近はベラルーシの内政に関する報道が少なくなってきた」と語り、「国際社会には、国内のほとんどの人々が現政権に反対していることを忘れず、(ベラルーシのことを)語り続けてほしい」と訴えた。  国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(RSF)」によれば、ベラルーシでは現在、報道関係者28人が身柄を拘束されている。RSFが5月に公表した「報道の自由度」では、同国は世界180カ国・地域中で158位だった。  BAJは独立系メディアに携わる1300人以上の会員で構成。昨年8月にベラルーシ当局が解散を命じたが、今も活動を続けている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は今年4月、報道の自由の擁護と促進に貢献した個人や団体に与えられる「ギレルモ・カノ賞」をBAJに授与した。同賞は昨年、ノーベル平和賞を受賞したフィリピンの記者マリア・レッサ氏に贈られた。 【時事通信社】 〔写真説明〕ベラルーシ記者協会(BAJ)のアンドレイ・バストゥネツ会長(中央)=3日、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部
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