バイデン米大統領、月内サウジ訪問か＝石油増産働き掛けへ―報道

　【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は２日、バイデン米大統領が月内にサウジアラビアの首都リヤドを訪問すると報じた。同国の事実上の最高権力者ムハンマド皇太子に加え、エジプト、ヨルダン、イラク、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の首脳らと会談する方向で調整を進めているもようだ。 　ロシアのウクライナ侵攻でガソリン価格が高騰する中、バイデン氏は石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）に加盟するサウジやＵＡＥなどの産油国にさらなる増産を働き掛ける見通し。ＯＰＥＣ加盟・非加盟の産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は２日、７月と８月に追加増産することで合意していた。　【時事通信社】 〔写真説明〕バイデン米大統領＝１日、ワシントン（ＡＦＰ時事）