「審理運営、見詰め直して」＝３年ぶり会同、ＩＴ化対応で―大谷最高裁長官

　全国の高裁長官と地、家裁所長が課題を協議する「長官・所長会同」が１日、最高裁で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で２０２０年は中止、昨年はテレビ会議で行われており、一堂に会するのは３年ぶり。 　大谷直人長官は冒頭、準備や検討が進められている裁判手続きのＩＴ化に言及。「直面する課題への対応では、積み重ねてきた審理運営や事務の在り方を見詰め直し、抜本的な検討を行うことが欠かせない」と述べた。　（了）【時事通信社】