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負傷兵の退避訴え=マリウポリ製鉄所、ロ軍攻撃続く―ウクライナ


 【イスタンブール時事】ウクライナ最高会議(国会)の人権担当者デニソワ氏は11日、通信アプリ「テレグラム」に投稿し、ロシア軍の包囲攻撃が続く南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所で身動きが取れないウクライナの負傷兵について、早急な退避が必要だと訴えた。ウクライナ政府は同日、負傷兵退避と引き換えにロシア人捕虜を引き渡すことをロシア側に提案したと明らかにした。  デニソワ氏は負傷兵が医薬品の不足などで満足な治療を受けられず、「ゆっくりと死に向かっている」と危機感を表明。負傷兵は「もはや戦闘員でなく、けがをした民間人だ」と述べ、国連などに対し救出に向けて「あらゆる手だて」を講じるよう求めた。  製鉄所に立てこもるウクライナの精鋭部隊「アゾフ大隊」は11日の声明で「過去24時間の間に38回の空爆があった」と指摘。ロシア軍による激しい制圧作戦が続いていると述べた。  ウクライナ側の説明によると、製鉄所には一時、ロシア軍の攻撃を恐れる民間人1000人以上が身を寄せていた。国連などの仲介で、7日までに女性や子供、高齢者ら300人以上の避難が実現したとされるが、負傷兵は対象にならなかった。  一方、ウクライナ軍は11日、北東部ハリコフ州で新たに一つの集落をロシア軍から奪還したと発表した。ウクライナ部隊はハリコフ州で反攻を続け、戦線を対ロシア国境付近まで押し戻しているとみられる。 【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所に残るウクライナの負傷兵=「アゾフ大隊」が10日公開(AFP時事)
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