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下院選へ左派連合結成=過半数目指す与党に対抗―フランス


 【パリ時事】1カ月後に迫ったフランス国民議会(下院、定数577)選挙に向け、4月の大統領選第1回投票で3位と健闘した急進左派「不屈のフランス」創設者のメランション候補が、社会党や共産党など4党の選挙連合を結成した。2期目に入ったマクロン大統領が与党陣営の過半数確保を目指す中、強力な対抗勢力となりそうだ。  メランション氏は7日、パリ郊外で開かれた左派連合4党の集会で「われわれは今、仏政治史の1ページを書いている」と合意を歓迎した。  社会党はオランド前政権の失策が響き、大統領選では公認候補のイダルゴ・パリ市長が第1回投票で得票率約1.8%と惨敗。メランション氏は得票率約22%と、決選に進出した極右政党「国民連合(RN)」のルペン候補の約23%に迫った。左派連合4党の候補者の得票率は合計で30%を超え、マクロン氏の約28%を上回る。  ただ、社会党内ではメランション氏の急進的政策に反発する声も上がる。カズヌーブ元首相は「メランション氏との同盟には反対だ」と主張し離党。不屈のフランスとの連合をめぐり党内の分断が深まれば、弱体化が加速しそうだ。  一方、マクロン政権の与党は名称を「共和国前進」から「再生」に改め、イメージ刷新を目指す。系列政党の民主運動などと連合を組み、現在の議席率6割からの積み増しを狙う。  下院選は小選挙区制で行われ、任期は5年。6月12日の第1回投票でどの候補も過半数票を獲得しない場合、選挙区内の登録有権者数の12.5%以上の票を得た候補が、同月19日の決選投票に進出する。 【時事通信社】 〔写真説明〕フランス急進左派「不屈のフランス」のメランション氏=7日、パリ郊外(EPA時事)
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