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「飽和潜水」作業台船が出港=月内に船内捜索開始―無人潜水機も継続・知床事故


 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、特殊な設備で深い海に潜水士を送り込む「飽和潜水」の資機材を載せた作業台船などが10日、北九州市の門司港を出港した。月内にも現場に到着し、船内の捜索に着手する見通し。  出港したのは民間の専門業者「日本サルヴェージ」の多目的作業台船「海進」(全長約70メートル、2973トン)など。海上保安庁が船内捜索などで同社と契約を結んでおり、飽和潜水は海進を母船として実施される。  飽和潜水を担当する潜水士は、事前に特殊なガスで満たされた加圧室に入り、高い水圧に体を適応させる。海進は一連の作業に必要な資機材を載せているが、自力で航行できないため、救助船「早潮丸」がえい航する。  現場到着まで少なくとも5日はかかる見込み。潜水士は船内の様子を確認するほか、引き揚げに向けた船体調査も行う。  第1管区海上保安本部(小樽市)などは10日も航空機と船艇で、行方不明者12人の捜索を続けた。現場海域では民間作業船「新日丸」の無人潜水機による調査も継続したが、行方不明者の手掛かりは得られなかった。   事故は先月23日に発生。これまでに14人の死亡が確認されている。(了)【時事通信社】
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