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昼行性フクロウの化石発見=600万年以上前―中国


 中国甘粛省にある950万~600万年前(中新世末期)の地層から、目が比較的小さく、昼間に活動したとみられるフクロウの化石が初めて発見され、新属新種に分類された。中国の古脊椎動物古人類研究所などの研究チームが29日、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。現代のユーラシアや北米大陸の寒い地域に生息する昼行性のオナガフクロウに近いという。  発見場所はチベット高原東端付近。中新世末期は寒冷化で見通しの良い草原が広がっており、このフクロウはネズミ類などの小動物を捕らえていたとみられる。フクロウは目が比較的大きい夜行性の種が多いが、研究チームは昼行性の種も古くから生息したとの見方を示した。   化石の学名は英語の中新世とオナガフクロウの属名、英語の昼行性から「ミオスルニア(属)ディウルナ(種)」と名付けられた。全身の骨格がほぼそろっており、体の大きさは約30センチ、体重は300グラム前後と推定される。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕中国甘粛省の600万年以上前の地層から発見された化石に基づく新種の昼行性フクロウの想像図(中国・古脊椎動物古人類研究所提供) 〔写真説明〕中国甘粛省の600万年以上前の地層から発見された昼行性とみられる新種フクロウの化石(中国・古脊椎動物古人類研究所提供)
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