「北朝鮮への制裁継続を」＝拉致家族、米大使と面会―東京

　「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会（家族会）」の家族らは１４日、在日米大使館（東京都港区）で、ラーム・エマニュエル駐日大使と面会し、問題解決への協力と、北朝鮮に対する制裁継続を求めた。 　家族会代表の横田拓也さん（５３）は面会後、記者団の取材に応じ、「（北朝鮮への）強力な制裁を緩めないようお伝えした。大使からは『この問題を忘れることはない』と言っていただき、心強い面会ができた」と語った。　 　バイデン大統領が来日する場合には、家族会と面会することも求めたといい、「お会いすることが、強力なメッセージになる」と強調した。 　面会は大使の要望で実現し、横田さんら９家族１２人と支援団体「救う会」の西岡力会長が参加し、約１時間会談した。（了）【時事通信社】