松田「大好きな大阪で優勝を」＝有力選手が記者会見―大阪国際女子マラソン

　大阪国際女子マラソン（３０日）に出場する有力選手が２８日、大阪市内で記者会見した。地元大阪出身で３度目の優勝を狙う松田瑞生（ダイハツ）は「ホームであり、一番好きなコース。思い入れは強いし、大好きな大阪で優勝できれば最高」と意欲をのぞかせた。 　大会は７月の世界選手権（米オレゴン州ユージン）の代表選考を兼ねる。松田は走り込みの量を増やしたそうで、「たぶん日本一と言われるくらいやっている。自信はある」と手応えを口にした。 　３度目のマラソンで初優勝を目指す佐藤早也伽（積水化学）は昨秋、５０００メートルで世界選手権の参加標準記録を突破。「スピード面で強化できた。世界大会に出たことがないので、挑戦できる年にしたい」と意気込んだ。 　主催者は当初、沿道での観戦については距離を取った上で拍手のみを要請していたが、大阪府にまん延防止等重点措置が適用されたことを受け、観戦自粛を呼び掛けた。　（了）【時事通信社】