大坂、心も整い順調＝連覇へ手応え増す快勝―全豪テニス

　１回戦に続いてストレートで快勝。大坂は５年連続となる３回戦へ順調に駒を進め、「全てのポイントで楽しもうと思った。いい試合ができた」。連覇に向けて手応えを増し、納得の表情を見せた。 　第１セットは隙がなかった。ストロークをきっちりコースに打ち分け、甘い球を引き出して強打で仕留める。ブレングルの調子が出る前に一方的な展開に持ち込み、１ゲームも渡さずわずか２０分で終わらせた。 　相手の緩急に惑わされた第２セットは、ミスが増えた。先にブレークを許して、いら立つ様子も見せたものの、「グランドスラムではこういう戦いを乗り越えないといけない」。心を整えてリターンに集中した。第８ゲームですぐにブレークバックに成功。相手の勢いをはね返し、以降の３ゲームを連取した。 　３回戦で対戦するアニシモバを「素晴らしいリターンとバックハンドショットを持っている」と警戒した。それでも今の心持ちなら、崩れるシーンはなさそうだ。（時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕女子シングルス２回戦でサービスを放つ大坂なおみ＝１９日、オーストラリア・メルボルン（ＡＦＰ時事）