サッソリ議長を追悼＝後任、２０年ぶりの女性有力―欧州議会

　【ブリュッセル時事】欧州連合（ＥＵ）欧州議会は１７日、フランス東部ストラスブールの本会議場で、任期終了を目前にして１１日に６５歳で急逝したサッソリ議長の追悼式を行った。サッソリ氏の家族や加盟各国の首脳、議長らが参列した。 　欧州議会は１８日の本会議で、サッソリ氏の後任を選ぶ予定。議会最大会派の中道右派「欧州人民党（ＥＰＰ）」に所属するマルタ出身のロベルタ・メツォラ第１副議長（４２）の選出が有力視されている。就任すれば、２００２年に退任したフォンテーヌ議長（フランス出身）以来、約２０年ぶり３人目の女性議長となる。　【時事通信社】 〔写真説明〕今月１１日に死去した欧州連合（ＥＵ）欧州議会のサッソリ議長＝２０２１年３月、ブリュッセル（ＡＦＰ時事） 〔写真説明〕１７日、フランス東部ストラスブールの欧州議会で行われたサッソリ議長の追悼式に参列するロベルタ・メツォラ第１副議長（ＥＰＡ時事） 〔写真説明〕１７日、フランス東部ストラスブールの欧州議会で行われたサッソリ議長の追悼式で演説するマクロン仏大統領（ＥＰＡ時事）