松山がソニーＯＰ優勝＝８勝目、アジア勢最多タイ―米男子ゴルフ

　【ホノルル（米ハワイ州）時事】米男子ゴルフのソニー・オープンは１６日、ハワイ州ホノルルのワイアラエＣＣ（パー７０）で最終ラウンドが行われ、松山英樹が通算２３アンダーで並んだラッセル・ヘンリー（米国）とのプレーオフを制して優勝した。米ツアー勝利は昨年１０月に日本で開催されたＺＯＺＯチャンピオンシップ以来で、通算８勝目。崔京周（韓国）が持つアジア出身選手の最多勝利に並んだ。 　今大会の日本勢の優勝は３９年ぶり。１９８３年に前身のハワイアン・オープンで青木功が日本選手初の米男子ツアー優勝を遂げて以来となった。　 　◇松山英樹の略歴 　松山　英樹（まつやま・ひでき）高知・明徳義塾高から東北福祉大に進む。１１年マスターズでローアマチュアに輝き、同年にアマ３人目の日本ツアー優勝。大学４年の１３年にプロ転向し、新人初の賞金王を獲得。１３～１４年シーズンから米ツアーに参戦し、１４年メモリアル・トーナメントで初優勝。２１年マスターズで日本男子初のメジャー制覇を遂げた。米ツアー通算８勝。１８１センチ、９０キロ。２９歳。愛媛県出身。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕最終ラウンドでショットを放つ松山英樹＝１６日、米ハワイ州ホノルル（ＡＦＰ時事） 〔写真説明〕優勝し、トロフィーを手にする松山英樹＝１６日、ハワイ州ホノルル（ＡＦＰ時事）