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青学大、「史上最高」の地力示す=流れ引き寄せた1年生―箱根駅伝


 青学大の若林は、笑みを浮かべながら往路のゴールテープを切った。そのまま仲間の胸に突っ込む。「風が強くて心が折れかけたが、力を出し切った」。苦しい山登りでしっかりとリードを守った1年生が胸を張った。  エース級が競い合う2区を担った近藤が区間7位で耐え、チームの順位を5位から2位に押し上げた。3区のルーキー太田は東京国際大の丹所と首位を争い、背後につけながら力をため、終盤に仕掛けて独走。流れを引き寄せた。その奮闘ぶりに、4区の飯田主将らが粘り強い走りで応えた。  総合連覇を狙った昨年は直前になって主力の故障など調整がうまくいかず、往路12位。復路優勝の奮起も及ばず総合4位に終わった。2015年に初優勝してからは初めて3位以内を逃し、久々に悔しさを味わった。  今季のチームは1万メートルが28分台の選手を20人以上も擁し、原監督いわく「青学史上最高」の布陣に。けがの予防も徹底し、前回と同じ轍(てつ)は踏まないよう努めた。  往路の区間賞がなくても、5区間全て7位以内。スター不在でも選手層の厚さを示し、原監督は「安定した走りができたのが勝因」と誇った。  復路にも実力者がそろう。「油断せず、攻めの走りで『パワフル大作戦、パート2』を進めていく」と原監督。出雲駅伝と全日本大学駅伝では2位。迎えた箱根で、輝きを取り戻そうとしている。(了)【時事通信社】
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